2026.04.19
脚の痛みからの「復帰戦」 ふるさと招待選手・日野志朗(上伊那陸協)

第28回長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK共催)は19日、実業団選手や市民ランナーら1万人余がエントリーして長野市で開催される。春真っ盛りの信濃路で、それぞれの目標に向かって走る。
■昨年は欠場
2年前の長野マラソンで県内選手トップの7位になり、昨年はふるさと招待選手として出場予定だった。ところが、左アキレス腱(けん)に痛みがあったことに加え、帯状疱疹(ほうしん)で走れなくなり欠場。日野志朗(上伊那陸協)は昨年実現しなかったふるさと招待選手として長野を走る。
2024年の大阪で2時間14分59秒の自己ベストを出した時も、アキレス腱の状態は良くなかったという。そのまま約2カ月後の長野を走り、11月の県縦断駅伝は区間賞を獲得して上伊那の優勝に貢献した。
その後、アキレス腱の痛みは長引いた。昨年は秋まで満足な練習ができず、一度も大会に出場していない。11月からジョギングを再開し、年末から長い距離を踏めるようになった。ただ、今も「質を上げると気になる」と不安は拭えない。
2年前の長野は「過去6回のマラソンで一番苦しんだ」。後半にペースを上げる走りを得意とするが「前半よりも後半が3分落ちたのは初めて」。疲れが残った状態でレースに臨み、先頭集団から離れて走ったため、序盤から単独走になった。脱落してくる選手がおらず、精神的にもきつくなったという。
■6、7割まで戻った
神奈川大を卒業して出身地の上伊那郡箕輪町に戻り、現在はニッパツフレックス(伊那市)で働きながら競技に打ち込む28歳。42キロ余の中でペース配分を考えながら駆け引きをするマラソンに魅力を感じる。自己ベストを出した時と比べ「6、7割ぐらいまで戻ってきた」と話し、今大会を「復帰戦」と位置づける。
◆
[ひの・しろう] 箕輪中から佐久長聖高に進み、3年時の全国高校駅伝はアンカーを務めて4位入賞。神奈川大で競技を続け、卒業後は地元に戻って就職。長野マラソンは22年が2時間26分48秒で16位、23年が2時間18分54秒で11位、24年が2時間19分38秒で7位。24年2月の大阪で出した2時間14分59秒が自己ベスト。
(信濃毎日新聞)










