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招待選手キベトさん生徒と交流 文化学園長野高を訪問

2017-09-05T13:39:03+09:00

 16日に長野市で開く第19回長野マラソンに出場するウガンダの男子招待選手モーゼス・キベトさん(26)が14日、同市上千田の文化学園長野高校を訪れ、同高校と同学園長野中学校の生徒計約30人と交流した。キベトさんは生徒たちと日本文化を体験し、リラックスした様子で過ごした。

 生徒たちは、茶道の点前や和太鼓演奏などを披露。キベトさんは、生徒から借りた法被を着て和太鼓をたたいたりした。生徒がたてた抹茶に「初めて飲んだ。日本に来た感じがして幸せ」と笑顔を見せた。

 生徒に「(普段は)どれくらい走るの」と聞かれ、「1週間で70キロほど」。ウガンダについては「国旗の真ん中に描かれているカンムリヅルという鳥が有名」と話した。キベトさんはハーフマラソンの経験はあるが、フルマラソンは今回が初挑戦。高校1年の中曽根愛実さん(15)は「ウガンダの話もいろいろ聞けてよかった。良い結果が出るように応援したい」と話した。

 ケニアの女性招待選手レイチャル・ジェムタイ・ムトガさん(28)もこの日、同市緑ケ丘小を訪れ、交流した。

(信濃毎日新聞)

2017041503.jpg和太鼓を体験して笑顔を見せるキベトさん(中央)