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男子キプロプ・女子ヒュンデ優勝 9493人出場

2019-04-22T09:57:59+09:00

 第21回長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK共催)は21日、長野市の長野運動公園をスタートし、長野オリンピックスタジアムにゴールする42・195キロで行われ、男子はジャクソン・キプロプ(ウガンダ)が2時間10分39秒で、女子はメスケレム・ヒュンデ(エチオピア)が2時間33分32秒でそれぞれ初優勝した。

 9月の東京五輪マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場を決めた選手は出なかった。

 男子のレースは34キロ付近からキプロプとデレサ・ゲレタ(エチオピア)の2人が競り合いを繰り広げ、3秒差で決着がついた。女子のヒュンデは残り1キロでケベネ・チャラ(エチオピア)を振り切った。

 出場した9493人(男子8101人、女子1392人)のランナーは、コース脇に咲いた桜や桃の花を見ながらビッグハットやエムウェーブなど長野冬季五輪施設を巡り、市民の声援に後押しされながらゴールを目指した。全出走者の85・45%に当たる8112人が完走した。

(信濃毎日新聞)

男子で初優勝したジャクソン・キプロプ(ウガンダ)=21日、長野市の長野オリンピックスタジアム