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21日号砲、準備入念集う健脚 長野で受け付けスタート

2019-04-20T15:06:47+09:00

 21日に長野市で開く第21回長野マラソンの選手受け付けが20日午前、同市若里のビッグハットで始まった。平成最後となる大会には、招待選手や視覚障がい者の部を合わせて1万1018人がエントリー。ナンバーカードを受け取ったランナーたちは、21日の号砲に向けて気持ちを高めていた。

 早朝から長い列ができ、受け付けは10分早めて午前9時50分に開始。21日の長野の最高気温は20度の予報で、上水内郡信濃町の会社員小林賢(まさる)さん(50)は「気温が20度近くになると足がつる。なるべく早くゴールしたい」と意気込んだ。東京都北区の調理師倉品千恵さん(67)は昨年、ランニング中にけがをして手術を受けた。「ランニング仲間に、けがに負けない姿を見てもらえるよう、完走を目指します」

 松本市の会社員白倉賢二さん(38)は「今年は沿道の桜も楽しめそう」と期待。毎回、沿道やゴールで賢二さんを応援する妻美乃里さん(37)から「けがしないように楽しんで」と言われ、「ありがとう」と照れ笑いしていた。

 21日は第15回長野車いすマラソンも同時開催。ともに午前8時半にスタートし、長野市の長野オリンピックスタジアムを目指す。

(信濃毎日新聞)

第21回長野マラソンの選手受け付けで、ナンバーカードなどを受け取るランナーたち=20日午前9時57分、長野市若里のビッグハット