長野マラソン大会組織委員会は１１日、長野市で４月に開いた第２７回大会の公式グッズの売上金計８万７９００円を県社会福祉協議会（長野市）に寄付した。組織委副会長の小松佳浩・信濃毎日新聞社常務取締役が同日、長野市内で県社協会長の三木正夫・須坂市長に目録を手渡した。
　公式グッズはオリジナルトートバッグや携帯ストラップ、キーホルダー。大会前日にセントラルスクゥエアで開いた「ウェルカムフェス」や、当日にゴール地点の長野オリンピックスタジアムがある南長野運動公園で販売した。寄付金は交通、災害遺児の支援に充てられる。三木会長は「社会福祉のために大事に使わせていただきたい」と話した。
　第２７回大会には海外を含め９１５０人が出場した。

(信濃毎日新聞)

小松常務取締役（右）から目録を受け取る三木会長