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古瀬、日本女子17年ぶりV 最多9812人参加

2018-04-16T10:09:03+09:00

 第20回記念長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK、長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業実行委員会共催)は15日、長野市の長野運動公園から長野オリンピックスタジアムまでの42・195キロで行われ、女子は古瀬麻美(京セラ)が2時間34分9秒で優勝し、17年ぶり2人目の女子日本人覇者となった。男子はアブデラ・ゴダナ(エチオピア)が2時間13分54秒で初優勝した。

 先頭集団でレースを進めた女子の古瀬は、27キロすぎに仕掛け、30キロすぎで第14回大会優勝者のポーリーヌ・ワングイ(ケニア)を振り切った。男子のゴダナは終盤で市田宏(旭化成)を引き離した。

 前夜から降り続いた雨の中、過去最多の9812人(男子8312人、女子1500人)が一斉にスタート。ビッグハットやエムウェーブなど長野冬季五輪施設を巡り、沿道の市民は傘を差しながら力走するランナーに声援を送った。全出走者の86・62%に当たる8499人が完走した。

(信濃毎日新聞)

第20回記念長野マラソンの女子で日本人選手として17年ぶりに優勝した古瀬麻美(京セラ)=15日、長野市

男子で初優勝したアブデラ・ゴダナ(エチオピア)