観光情報

長野のお土産定番~変わり種長野市だけじゃない!宿周辺の観光情報

多くの温泉街や小都市が点在している長野市周辺。鉄道が走っているためアクセスも便利で、早朝宿を出れば長野マラソンのスタート時間(午前8時30分)に間に合わせることもできます。レース前後には温泉や観光も楽しめます。

01.戸倉上山田温泉(千曲市)

善光寺参りの精進落としの湯として昔から親しまれ開湯120周年を超える信州最大の温泉街

戸倉上山田温泉は、千曲川のほとりに30軒以上の宿が立ち並ぶ長野県最大の温泉街。50以上の源泉から噴出する豊富な湯量を誇り、泉質は肌の角質を柔らかくすることから「美肌の湯」として知られており、善光寺参りの精進落としの湯としても親しまれています。それぞれの旅館の内湯のほかに外湯は7カ所あり、ネオンが輝く昔懐かしい雰囲気の温泉街では射的遊びなども楽しめるので、温泉情緒を十分に堪能できるのも魅力。また、戦国時代の連郭式山城・荒砥城を再現した城山史跡公園のほか、千曲川沿いには千曲川萬葉公園などいくつもの公園があり、近隣には水上布奈山神社など国の重要文化財を擁する寺社仏閣も数多くあります。


交通/しなの鉄道戸倉駅下車(長野駅から所要25分)。千曲川西岸へは駅からタクシーで7分、上信越道坂城ICから車で10分、長野道更埴ICから車で15分。

千曲市観光協会

02.湯田中渋温泉郷(山ノ内町)

効能豊かで種類豊富な源泉とノスタルジックな風情が漂う石畳の温泉街

湯田中温泉

志賀高原から流れ出る横湯川と角間川の渓谷に沿って湧く9つの温泉の総称が「湯田中渋温泉郷」。開湯1350余年の歴史をもつ湯田中温泉と、約1300年前に奈良時代の高僧・行基によって開かれ、武田信玄の隠し湯ともいわれる渋温泉が中心で、いずれも温泉情緒が漂う共同浴場「大湯」を囲むように温泉街が広がっています。温泉郷内にはいくつもの源泉が湧き出ているので多彩な湯を楽しむことができ、宿泊施設も近代的なホテルから昔ながらの小規模旅館まで豊富。また、温泉郷内の地獄谷温泉は、世界で唯一、温泉に入るニホンザルを間近で見ることができ、「スノーモンキー」とよばれて、近年、外国人観光客からも圧倒的な支持を得ています。


交通/長野電鉄湯田中駅下車(長野駅から特急で所要50分)。信州中野ICから車で20分。

湯田中温泉観光協会
渋温泉旅館組合

03.上田

城下町の風情が今に息づくコンパクトな街並み、新幹線を使ったアクセスも便利

上田城の城下町として栄え、宿場町や市場町としても発達し、明治・大正時代には蚕都としても隆盛した上田市。全国一の蚕種の産地として明治21年に鉄道が開通して以来、上田駅を中心に町が発展し、街なかにはさまざまな時代の面影を感じる建物が見られます。2016年のNHK大河ドラマでは、上田市ゆかりの戦国武将・真田幸村の生涯を描く『真田丸』の放送が決定したので、今後は街全体がさらに盛り上がりそう。新幹線も停車するので、東京からのアクセスも便利です。


交通/長野新幹線・しなの鉄道上田駅下車(長野駅から新幹線で所要11分、しなの鉄道で所要40分)。上田菅平ICから車で12分。

信州上田観光情報

04.小諸

浅間山の南に広がり、豊かな自然と気候風土に育まれた歴史ある街

小諸城址懐古園をはじめとする観光スポットが駅周辺に点在していて、ホテルや旅館、温泉宿も揃っている小諸市。駅からは離れますが、菱野温泉や高峰温泉など絶景が広がる秘湯や「牛に引かれて善光寺参り」発祥の地・布引観音といった名所もあります。


交通/しなの鉄道小諸駅下車(長野駅から所要1時間、長野駅から上田駅まで新幹線を利用する場合は所要31分)。小諸ICから車で7分。

小諸市観光協会

05.飯山

長野県の最北端に位置するのどかな街。新幹線が開通し、ますます便利に

長野県のもっとも北に位置し、唱歌「ふるさと」「朧月夜(おぼろづきよ)」の舞台にもなった自然豊かな飯山市。世界有数の豪雪地帯として知られ、独特の文化や歴史、伝統や食が育まれてきました。駅周辺には雪国ならではの雁木(がんぎ)や、伝統的工芸品の飯山仏壇の店が並ぶ通りがあり、「雪国の小京都」ともよばれる寺の町並みが広がります。高橋まゆみ人形館などの見どころが多いのも特徴で、郊外に足を伸ばせばいくつもの温泉も。古くから地元の人々の生活を支え、おいしい農産物を育ててきた貴重なブナの森を間近に感じることもできます。2015年3月には北陸新幹線飯山駅が誕生し、全国各地からのアクセスがぐっと便利に。


交通/JR飯山線・北陸新幹線飯山駅下車(長野駅から所要45分。新幹線で所要10分※2015年3月以降)。豊田飯山ICから車で10分。

信州いいやま観光局

06.須坂

生糸で栄えた往時を偲ぶ土蔵造りの街並みで商都の面影を辿る

江戸時代には藩主の館町として栄え、街道の交差点であることから商都として発展した須坂市。明治から昭和初期にかけては製糸業で繁栄し、あちらこちらに往時の隆盛を思わせる土蔵造りの家屋やまゆ蔵が並んでいます。また、古くから味噌や醤油、酒の醸造を行う醸造元が多いのも特徴。近年は蔵の街並みを保存しようという若者の動きもあり、蔵を改装したゲストハウスもあるので、宿泊エリアとしても穴場です。駅から数分歩いただけで郷愁に駆られる風景が広がるのも魅力。動物園や淡水魚水族館、各種スポーツ施設等が整備された臥竜(がりゅう)公園は、桜の名所100選にも選ばれた観光地としても知られており、春には大勢の花見客で賑わいます。


交通/長野電鉄須坂駅下車(長野駅から所要26分)。須坂長野東ICから10分。

須坂市観光協会

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